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シャドーイング練習方法のシリーズの続きです。

 

 

 

前々回のシャドーイング練習法②は

 

イントネーションについてでしたが、

 

もう挑戦されましたか?

 

 

 

 

まだ記事を読んでないよ、

 

まだやっていないよ、という方は

 

ちらからお読みくださいね。

 

 

さて今日は

 

Period”.”や

 

Comma “, “があるときの

 

「間」についてです

 

「間」の持つ意味を考えたことありますか?

シャドーイングで意識して「間」を聞き取り

自分のものにしよう!

 

 

 

 

シャドーイングの練習をするときに

 

英語の「音」には注意できていても

 

「間」に意識を向けられている人は

 

実は少ないのではないでしょうか?

 

 

 

 

私もわかっていない一人でしたので

 

気持ちはすごくわかります。

 

 

 

 

でも、

 

「間」には息継ぎ以上の意味がありますので

 

ぜひシャドーイングの時にも

 

意識しながら練習してみてください。

 

 

 

 

今日のポイントは2つです。

 

「間」の長さをどれくらいにするか?

 

「間」の持つ意味とは?

 

です。

 

 

 

 

Commaは小休止で

 

Periodは休止

 

別名”full stop”ということは

 

学校の英語をやっていた大人なら

 

分かることなのですが

 

読むときや

 

話す時に「間」の長さを

 

意識できているでしょうか?

 

 

 

 

読むときには

 

とにかく早口で読んでしまう、

 

平坦な調子で読んでしまう

 

という方にとって

 

今日のお話は役に立つかもしれないので

 

ぜひお読みくださいね。

 

 

 

 

 

まず

 

「間」の長さをどれくらいにするかですが

 

Commaは小休止ですので

 

軽く息継ぎをする程度で

 

短めの間にして

 

次に話を進める準備をします。

 

 

 

 

息継ぎで軽く息を吸う

 

程度の長さが適切です。

 

 

 

 

それに対してPeriodは

 

完全な休止Full Stopですので

 

息を吐ききってから深く吸う

 

くらいの長めの間がちょうど良いです。

 

 

 

 

「息を吐き切る」

 

ということを意識すると

 

実はとても良い効果も得られます。

 

 

 

 

これについては

 

「間」の持つ意味について

 

考えながらお話しますね。

 

 

 

 

 

実は「間」には

 

単なる息継ぎ以上の意味があります。

 

 

 

 

私たちは間が空くと思わず

 

「何か話さなくちゃ!」と焦ってしまい

 

「えーっと、うーんと」とか

 

いろいろと言葉を入れてしまいますよね?

 

 

 

 

実は間をうまく使うことで

 

話していることが

 

より分かりやすくなったり

 

受け入れやすくなったりもします。

 

 

 

 

それはなぜか?

 

 

 

 

間の長さで

 

言葉の重さが変わるからです。

 

 

 

 

秀逸なスピーチで有名な

 

Apple社の創業者 亡Steve Jobsは

 

印象的なスピーチで有名でしたが

 

彼のスピーチに重みがあったのは

 

間の使い方が上手だったから

 

と言われています。

 

 

 

 

彼は勇気を持って

 

「長めの間」を取っていました。

 

 

 

 

長めの間で

 

直前に話した内容が心に沈むよう待つ

 

というテクニックを使っていました。

 

 

 

 

逆に、間を短くすると

 

直前に話した内容には重みがなくなるので

 

相手に深く考えて欲しくない時には

 

間を置かずに

 

畳みかけるように話すのも

 

テクニックになります。

 

 

 

 

これはセールスの人が使うテクニックですね(笑)

 

ちょっと煽った感じになりますね。

 

 

 

 

先ほど、

 

息を吐き切ってから吸うと良い

 

とお話しました。

 

 

 

 

なぜでしょうか?

 

 

 

 

実は、息を吐くことで

 

体から無駄な緊張が抜けるからです。

 

 

 

 

呼吸は私たちの身体の反応に直結し、

 

息を吸えば吸うほど

 

交感神経が刺激され

 

鼓動が早くなり

 

緊張が高まります。

 

 

 

 

逆に

 

息を吐けば副交感神経が優位になり

 

身体がリラックスします。

 

 

 

 

私がスピーチコンテストに出る生徒を指導する際は

 

息を吐ききってから吸うように

 

というようにしています。

 

 

 

 

深呼吸で深く吸う前に

 

全部出し切ることで

 

身体の緊張を開放することができますし

 

新鮮な空気を脳に送り

 

頭を回転させることもできます。

 

 

 

 

ですので

 

外国語として英語を話す

 

というような普段よりも緊張する場面では

 

敢えて息をしっかり吐いて

 

身体をリラックスさせるようにすると

 

頭もしっかり働いて

 

余裕のあるコミュニケーションが

 

取れるようになるでしょう。

 

 

 

 

そして相手も

 

あなたの話には重みがある

 

あなたは堂々として落ち着いた話し方をする

 

というように受け取られるので

 

一石二鳥ですね!

 

 

 

 

間が空くのを怖がって

 

「えーっと、うーんと」と

 

意味のない言葉=Filler words

 

を入れてしまうことは避けたいです。

 

 

 

 

これを英語で

 

Uh….

 

Umm…

 

で言っているのならましですが

(英語圏でも少し嫌われますし

 

最悪、頭が悪いと思われてしまいますが・・・)

 

英語を話している最中に日本語で言ってしまうと

 

聞いている人にとってはただの雑音。

 

かなり負担になります。

 

 

 

 

例えば日本語で会話している最中に

 

いきなりフランス語とか中国語など

 

こっちが全く分からない言葉で何かを言われたら

 

「はぁ???」ってなりますよね?

 

 

 

 

意味がないことを言いそうになったら、

 

お口にチャック!

 

が賢明だと思います。

 

 

 

 

今日は

 

間の長さと

 

間の持つ意味について

 

お話しました。

 

 

 

 

シャドーイングの練習の際に

 

お役立てください。

 

 

 

 

こうして英語の発音を

 

英語の口頭でのコミュニケーション方法

 

として捉えていくと

 

いろんなことが見えてくると思います。

 

 

 

 

少しでも

 

「英語って奥深くって面白い!」

 

と思っていただけたら

 

嬉しいです。

 

 

 

 

 

Your action today will define your tomorrow.

 

”今日の行動があなたの明日を形作る”

 

 

 

 

 

長々と書いてしまいましが、

 

 

 

 

本日も最後までお読みいただき、

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

「これってどういうこと?」

 

「こんな場合はどうしたの?」

 

というご意見やご質問がありましたら、

 

ぜひお聞かせくださいね。

 

 

 

 

 

 

このメールに返信いただけると

 

次のメルマガにてお答えさせていただきます。

 

 

 

 

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こんなブログです

英語という便利な言語を身につけたことで、自分の世界も子供の世界もどんどん広がることが楽しくて楽しくて(笑) この便利さと楽しさをみなさんに体験してもらえるよう、効率的な英語習得や英語子育ての方法を、第二言語習得理論の観点からお話していきます。

英語学習についての記事

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こんな人が書いてます|Eiko:岡山生まれ、岡山育ち。

英語は中学がはじめましてのコテコテ学校英語でスタート。22歳から一念発起して英語を本格的に勉強し始め、3年後には試験勉強ゼロのTOEIC初受験で945。さらにその1年後に英検1級を取得。留学経験なし!


二児の母。日本にいながら、特別なスクールに通わせることなく、DIYの独自英語教育で二人の子どもを日英完全バイリンガルに育てました。

資格:TOEIC985、英検1級、TESL



学生時代の英語と言えば、中学1年から英語を始めたコテコテの日本語モノリンガル。

高校の英語担当の先生から「お前の英語は大学受験には使い物にならん!」と言われてしまいました。


英語の成績は振るわなくても(高校卒業時点で英検3級しかなかった!)、英語自体は大好きだったので、なぜか「英語くらいは絶対に喋れるようになってやる!」という変な自信があったのと、鼻息だけは荒かったのは覚えています(笑)

ただ、世の中そんなに甘くない!(苦笑)

今のカナダ人の夫と結婚し、カナダに1年10か月住んでいましたが、自信がなくて英語が全く声に出せず、外に出るのが恐くて、電話が鳴ったら悲鳴を上げるくらい怯える状態。。。

結果、1年10か月の内の1年半は、ずっと自宅に引きこもりをしていました。


そんなダメダメ状態でしたが、トロントの銀行でのとても嫌な出来事から、「この国では英語で主張しないと、いないのと同然の扱いを受ける」ということが骨身に染みて、それ以降は堰を切ったように話すように。

間違ってもいいからとにかく話さないと!の態度がやっと身につきました。(と言っても、いまだに間違えるのは恐いので、しゃべるのには勇気が要るんです。性格は変わらないけれど、自分の特性に合った対策はできますよ。)


その後1年半のうちに、TOEIC945と英検1級を取得しました。

今まで指導してきた生徒の多くは、高校卒業までにTOEIC900以上、英検1級・準1級を取得。
卒業生ので英語圏の大学に正規留学した生徒は5名、その他、東京大学(理1,2,3)、京都大学(物理学・法学)、名古屋大学(工学)、九州大学(経済学他)、岡山大学(医学部他)など。

英語は新しい扉を開けてくれる魔法のツール。どんなチャンスがやってきても逃さないように、生涯英語力を上げ続けることと信じてます。

趣味をほぼ全部英語がらみにすることで、日本にいながらも英語力を上げ続けています。
     

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