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ピリオドやカンマで発音を変える!?

前回お伝えした

シャドーイング練習はやってみましたか?

まだ記事を読んでないよ

まだやっていないよ

という方は

こちらからお読みくださいね。

さて今日は

シャドーイングの練習するときの

ポイントをお話します。

前回

「音の高低差、

強弱や長さ、

ピリオドやカンマ前の

間の長さ

イントネーションである声の調子

すべてに意味があります」

とお伝えしましたが

今日は一番わかりやすい

ピリオド「.」やカンマ「,」の前の

イントネーションについて

お話します。

 

スムーズなコミュニケーションに欠かせない!?

コミュ力高めたいならイントネーションをマスターしよう!

 

まず

カンマ「,」の前は平坦で

ほんの少し上がるような

イントネーションです。

ピリオド「.」は語尾を下げます。

 

クエスチョンマーク「?」は

Yes, Noで答える時には

語尾を上げ

Whatなどの疑問詞があるときには

下げます。

 

また”~ or …?”で「~か…?」

となる時には

Orの前ではカンマ「,」の前のようなイントネーションになり

クエスチョンマーク「?」の前では

疑問詞がある文のような

イントネーションになります。

 

「イントネーション」は

簡単なようで実は

とても深い意味があります。

 

私が発音についてあまり考えてなかったころ

私が英語を話していると

いつもみんなが途中で割り込んで話してました。

 

他の人が話す時にはそんなことはないのに

私が会話に入ると必ず横入りされる…。

最初はみんなが意地悪してるのか?

と思いましたが(笑)

 

発音の勉強をはじめたときに

なぜそんなことになってしまったのか

やっと理由が分かりました。

 

私はカンマ「,」の前のイントネーションを

「いつも下げ調子」

にして話していました。

 

さて、

カンマ「,」の意味は何でしょう?

それは、

「まだ文は終わってないよ。話は続くよ」

です。

 

それに対してピリオド「.」は

「ここで文は終わり」

です。

 

文字に書いたら

カンマ「,」もピリオド「.」も見てわかりますが

話す時には

声の調子や間で表現しないと

相手には伝わりません。

 

私は音でのコミュニケーションの方法が

うまく使えてなかったので

英語を話す時に間違ったシグナル

つまり

「話が終わってないのに終わりの合図」

を送っていたので

みんなに「話は終わりだね!」

と勘違いさせてしまい

私は話す場を譲ってしまっていたのでした。

 

逆の場合もあります。

 

ある生徒さんが話すと

「いつも沈黙が続く」

ということがありました。

 

高校生の女の子だったのですが

語尾をすべて平坦にして

話すクセがありました。

 

「平坦な語尾」

これってどういう合図でしょうか?

カンマ「,」のイントネーションですから

「話はまだ続くよ」

の合図です。

 

だから

ネイティブたちは礼儀正しく

女の子のお話が終わるのを待っていました。

 

つまりネイティブたちは

「カンマ「,」で話の途中だから

文が、わるまで待たなくちゃ」

って、無意識に待ってたんです!

ただ高校生の女の子本人とすれば

文章はもう終わっているので

「なぜ私が話すとみんな沈黙するの?」

って、かなり居心地が悪く

余計に緊張するし

不安にもなってしまっていました。

 

たかがイントネーション、

されどイントネーション。

 

こんなちょっとの知識があるかないかで

コミュニケーションがぎこちなくなったり

スムーズにいったりします。

 

発音を知ることで不安を減らし

自信を持って話せるようになると

英語を話すのが楽しくなって

さらにたくさんの

気づきとチャンスがやってくると思います。

 

ということで、今日からは

イントネーションにも注意しながら

シャドーイング練習をしてみてくださいね。

 

シャドーイングで身につけたことは

話す時にもどんどん応用して

スピーキング力をつけてくださいね。

 

次回は「間」の意味と使い方について

お話ししていきます。

 

Your action today will define your tomorrow.

”今日の行動があなたの明日を形作る”

本日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

「これってどういうこと?」

「こんな場合はどうしたの?」

というご意見やご質問がありましたら、

ぜひお聞かせくださいね。

こんなブログです

英語という便利な言語を身につけたことで、自分の世界も子供の世界もどんどん広がることが楽しくて楽しくて(笑) この便利さと楽しさをみなさんに体験してもらえるよう、効率的な英語習得や英語子育ての方法を、第二言語習得理論の観点からお話していきます。

英語学習についての記事

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こんな人が書いてます|Eiko:岡山生まれ、岡山育ち。

英語は中学がはじめましてのコテコテ学校英語でスタート。22歳から一念発起して英語を本格的に勉強し始め、3年後には試験勉強ゼロのTOEIC初受験で945。さらにその1年後に英検1級を取得。留学経験なし!


二児の母。日本にいながら、特別なスクールに通わせることなく、DIYの独自英語教育で二人の子どもを日英完全バイリンガルに育てました。

資格:TOEIC985、英検1級、TESL



学生時代の英語と言えば、中学1年から英語を始めたコテコテの日本語モノリンガル。

高校の英語担当の先生から「お前の英語は大学受験には使い物にならん!」と言われてしまいました。


英語の成績は振るわなくても(高校卒業時点で英検3級しかなかった!)、英語自体は大好きだったので、なぜか「英語くらいは絶対に喋れるようになってやる!」という変な自信があったのと、鼻息だけは荒かったのは覚えています(笑)

ただ、世の中そんなに甘くない!(苦笑)

今のカナダ人の夫と結婚し、カナダに1年10か月住んでいましたが、自信がなくて英語が全く声に出せず、外に出るのが恐くて、電話が鳴ったら悲鳴を上げるくらい怯える状態。。。

結果、1年10か月の内の1年半は、ずっと自宅に引きこもりをしていました。


そんなダメダメ状態でしたが、トロントの銀行でのとても嫌な出来事から、「この国では英語で主張しないと、いないのと同然の扱いを受ける」ということが骨身に染みて、それ以降は堰を切ったように話すように。

間違ってもいいからとにかく話さないと!の態度がやっと身につきました。(と言っても、いまだに間違えるのは恐いので、しゃべるのには勇気が要るんです。性格は変わらないけれど、自分の特性に合った対策はできますよ。)


その後1年半のうちに、TOEIC945と英検1級を取得しました。

今まで指導してきた生徒の多くは、高校卒業までにTOEIC900以上、英検1級・準1級を取得。
卒業生ので英語圏の大学に正規留学した生徒は5名、その他、東京大学(理1,2,3)、京都大学(物理学・法学)、名古屋大学(工学)、九州大学(経済学他)、岡山大学(医学部他)など。

英語は新しい扉を開けてくれる魔法のツール。どんなチャンスがやってきても逃さないように、生涯英語力を上げ続けることと信じてます。

趣味をほぼ全部英語がらみにすることで、日本にいながらも英語力を上げ続けています。
     

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