英語脳が育つBOOKS小説コース
英語の小説を読むときに、一番やってはいけないことって何でしょう?
それは、「日本語に訳しながら読む」ことです。
和訳する=日本語で理解する、ということなので、これをやっている限り、いつまでたっても英語で考えられないし、英文を速く読むことも、速いスピードで話される英語を聞き取ることもできません。
まして、英語を自然な表現で自由に使うことなんて、できるようにはなりません。
英語を英語だけで理解することでしか「世界でも通用する英語」を身につけることはできません。
日本語で書かれた学校の英語の教科書に慣れてしまっている方は、「じゃあ、どうやって理解するの?」という感じかもしれませんが、
小説という媒体を使えば、「英語で考える英語脳」は実は簡単に、しかも楽しく育てることができます。
小説を読むときには、頭の中にイメージを浮かべますよね?
小説にはそのための描写表現がたくさんあるため、自分の経験を呼び起こしながら情景を思い描くことで、日本語を介さずに英語のままダイレクトに脳に物語を描き出すことができます。
これは英語の教科書や試験の長文問題などにはない仕掛けで、小説の描写の豊かさが何より英語脳を育てるための教材として優れている点です。小説には、風景の描写、人物の描写だけでなく、会話も入っていますので、出会う単語や表現の種類は日常的かつ実用的です。
その上、文脈があるので、途中少しわからなくなっても、推測することができますし、推理小説なら、展開を予想しながら読むことができます。情景を思い描き、話に引き込まれ、頭をフル回転させながら理解しようとする、こんなに素晴らしい言語学習教材は、小説の他にはありません。
そうは言っても、小説なら何でもいいというわけではありませんので、ご注意くださいね。
いきなりハリーポッターの原書からスタートすると、いくら物語が好きだからと言っても、楽しむことはできないですし、挫折するでしょう。
平仮名がやっと読める人に、いきなり夏目漱石の本を勧めるわけではないように、文法力、単語力、知識などを考慮して本を選ぶことが非常に重要です。
英語で学ぶ
メイプルのレベル6以上のBOOKS小説コースでは、つまずかずに読み進められるようにレベルと語数を制限した本を慎重に選んだ上で、英語の教材としてだけでなく広い世界について知識を身につけたり、お話として楽しめる、ワクワクするレッスンに加工しています。
BOOKS小説コースでは、「英語を学ぶ」から一歩進んで「英語で学ぶ」が経験できるのも大きな魅力です。
BOOKS小説コースはメイプルのオリジナルコースですが、こんな学び方が学校や他のスクールではなかなかできないのには、理由が2つあります。
1つは、日本全体がいまだに受験英語や検定英語に偏り過ぎていて、世界で使える英語力に目が向けられていないから。
2つは、小説クラスのレッスンを日本人の英語力、興味、レベルなどの現状にぴったり合わせて作れる人がいないから。その証拠に、国内だけでなく海外の出版社が出している小説を使った教材も、設問が内容理解のみにとどまっていたりして、小説としても面白さや、「英語で学ぶ」機会を引き出すことができていません。
ネイティブ講師から学ぶ醍醐味は、発音のきれいさだけでなく、欧米の文化や風習を踏まえたレッスンができること、そして世界で通用する自然な英語表現をたくさん知っていることです。
日本人用に加工された受験英語では学べない、世界に通用する本物の英語を、BOOKS小説コースで、楽しく小説を読みながら、ネイティブから学んでください。