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ネイティブよりも伝わる話し方がある

”スピーチコンテスト前の特訓で、発音がすごく得意になりました”

”発音練習をしたら、リスニング力も上がりました!”

”スピーチって最初は恥ずかしいけど、できるようになるとすごく気持ち良いです。みんなにかっこいいって言われるし、自信が持てる!”

ネイティブだからって、みんなスピーチが上手なわけではありません。
ネイティブみたいに英語が話せたからといって、言いたいことがより明確に伝わるわけではありません。

では、どうすれば日本人の私たちが「伝わる英語」を話せるようになるのか?

英語には英語の「音階」があるって知ってましたか?
英語で話す時、聴衆により高く評価される「声の質」があるって知ってましたか?
英語のイントネーションは、話の文脈によって変わるということを知ってましたか?
英語のイントネーションは、字面と同じくらい多くのことを伝えるって知ってましたか?

これら、人前で英語を話す人には必須のポイントを、スピーチ・プレゼン準備用発音指導クラスでお伝えします。

スピーチコンテストでプレゼン力を磨く

小学生や中学生のために、岡山県内でたくさんのスピーチコンテストが開かれています。

立派なステージが用意され、複数の審査員(ネイティブと日本人)が評価する、かなりきちんとした、緊張感のあるプレゼンテーションの場が設けられていることは、子供たちが英語を使って発表する経験を積むためには、とてもありがたい機会です。

スピーチコンテストに出ることで得られることは主に3つあります。

”英語を声と全身で表現する”ことに意識を向けられるようになる

私たちは話す時、「声」はいつも無意識に使っています。

母語の日本語を話しているときに、自分の声を意識し、観察し、コントロールし、作り上げる機会がどれだけあるでしょうか?

 

英語は私たちにとっては外国語または第二言語であり、単語、文法、音など、相当に意識して話しています。

そのため、英語の音を学ぶ時には私たちは外側から意識して見ることができるとも言えます。

 

英語における「音または声」の要素は大変大きいです。

しかも、人に影響を与える「発表」となるとなおさらです。

発表の場になると、発音だけでなく、声の質や大きさ、顔の表情、目線、まばたき、立ち方、顔のつけ方、手や腕の運び、指先にいたるまで、すべてを「声にのせて自然な形で表現する」ことが求められます。

自然でないものは、Fake(偽物・作り物)と受け取られてしまうため、発表者への評価は相当低くなってしまいます。

日本語と異なり、英語は「話し方」の比重が格段に高い言語でもあります。

英語圏の国、イギリスやアメリカなど民主主義発祥の国では、自分の意見を公共の場で語り、周りの人に影響を与えることで、周囲の協力や支援という「力」を得て社会を形作ってきたため、「話し方」を大切にする文化ができたのでしょう。

そのため、全く同じ文章を声に出して伝えるにしても、どのように話すか、がとても重要視されます。

将来、高いレベルで、例えば発表であったり、交渉であったり、商談であったりといったレベルで英語を使うのであれば、何を話すかが大事なのは当然ですが、どのように話し、自分に有利な状況を生み出していくかが大変重要になるのは、当然のことです。

このように、将来、自分がどのような場面で英語を使うかを考えると、どうのように話すかの大切さに早い時点で気付くことは、後々の英語学習が異次元のことになるほど大変貴重な経験になります。

人前で発表するという貴重な経験がたくさん得られる

スピーチコンテストの本番では1回しか舞台に立てないかもしれません。

でも、練習の場面では何度も何度も、先生、保護者、クラスメイトといった人前で発表をし、評価される体験を重ねます。

そのため、人前で発表するという貴重な経験がたくさん得られるようになります。

 

ひとは、明確な期限付きの目標でないとなかなか重い腰を上げませんし、全力を出し切るということができません。

スピーチコンテストのような短期集中の練習場面を、毎年1度といった定期的に準備することで、他の人はしていない貴重な経験をたくさん得ることができます。

練習を重ねることで、今までできなかったことでもできるようになることが経験できる

最初はとても難しいと思っていたことでも、何度も練習することでできるようになる経験は、人生のいろんな場面で自信の裏付けになり、積極的な態度を持てるようになります。

自分が今までに積み上げてきたものが一つもないのに、「自信を持って!」と言われても、何に頼っていいのかさっぱりわからないですが、「自分は今日の日のためにこれだけの練習をしてきた!」という事実が、一人で大きなステージに上がるあの恐怖に立ち向かう勇気を与えてくれます。

自信は簡単にはつきません。

練習の繰り返しと努力という、非常に土臭いところを通ってきた人でないと、本当の自信は持てないですが、そこを経験した人だけが、将来のより大きな壁にも挑んでいけるだけのメンタルの強さを身につけることができるのです。

デメリットもあるので、動機づけには注意が必要

その他にも、英語にもっと興味が湧いたり、他の人から評価されてそれがモチベーションにつながったり、といったこともメリットです。

ただ、取り組み方次第ではデメリットもありますので、注意が必要です。

 

例えば、コンテストで入賞することばかりを意識してしまっていると、望んでいた結果が出なかった場合には、ひどく落ち込んでしまうこともあります。

入賞したいのは「みんな」です。自分が入賞するということは、他の人はできない、ということです。

「勝ちたい!」という自分の思いがいくら強いからといって、他の人を差し置いて「思い」だけで自分が入賞することはありません。

「何十回も練習したんだから自分が勝つ!」と思っていて何百回も練習して、何度もスピーチコンテストに出場した経験がある人と競り合ったら、負けるのは当然です。

 

集中するポイントは、コンテストを大事な機会ととらえて、自分のスキルをどれだけ磨いていくか、です。

戦う相手は「昨日までの自分」です。

昨日の自分より、今日の自分の方が断然よくなっているのなら、それは誰も奪うことができない大勝利です。

自分との戦いを続けて行けば、結果はおのずとついてきます。

今回のコンテストでは届かなかったとしても、正しいスキルを正しい方法で身につける努力を重ねていけば、結果が出るのは当然のことだからです。

へこたれずに努力を続けることができた人にだけ、人生の勝利の女神は微笑んでくれます。

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