Tokyo2020オリンピックが始まりました。
長年の努力の末に出場権を手に入れ、そして頂点へ。。。
コロナ禍のため残念ながらほぼ無観客での開催となりましたが、地球規模で苦しい状況が続いている中、アスリートが懸命に競う姿は世界中を激励し、感動させているのは間違いありません。アスリートの頑張りや一途な生き方に心を揺さぶられ、胸が熱くなるのは4年に一度のオリンピックならではの貴重な経験です。
それにしても、アスリートたちが毎日繰り返しているトレーニングを考えると、もう賞賛しかありません。なぜあんな過酷な練習を来る日も来る日もできるのか。私たち一般人にとって、疲れているときの運動なんて、辛くて投げ出したくなってしまうものでしかないです。
でも、自分の思うがままに身体をコントロールする力は、何年間も地道なトレーニングを続けた後にしか身につかないということも事実です。
運動とは関連がないように見える英語も、言葉を思い通りに操るという点では身体にしみこませるトレーニングが必要で、何年も続けないと自由自在に使えるようにはなりません。
運動と英語、どちらも成功させるためには継続が必要ですが、途中でくじけずに目標達成するために共通の秘訣が2つあります。いったい何でしょう?
1つ目は、習慣化すること
「今度こそ絶対やる!」と思って初めて見たものの、3日坊主になってしまったという残念な運動、勉強やダイエットのチャレンジ。心当たりがあるなぁ、と思われる方も多いはず。
これは、私たちが最初の自分のやる気を過大評価してしまうために起こります。鉄のような意思でやり抜く、と言えば聞こえが良いですが、意思の力で続けることは実際はまず無理なのです。
せっかく思い立って始めたものでも、途中で投げ出しては失敗経験にしかなりません。継続する確率を高めるには、肩の力を抜いてもできるくらいに習慣化することです。
どのタイミングで、どの場所でやるかを具体的に決め、毎日の生活の中で確実にできるように組み込んでいきましょう。
「リビングで15分間やってから夕飯を食べる」、「朝ご飯を食べたら、キッチンのテーブルで10分間やる」という感じで、毎日必ずすることの前後に引っ付けておくと習慣化しやすくなります。
ご飯を食べたら歯磨きする、お風呂から出たらパジャマを着る、と同じレベルまで習慣になると苦ではなくなりますよね。
メイプルで4月から始まった「英語習慣積み上げ表」のように、いつ、どこでやるかを決めて、とにかく毎日やる工夫をすることで、わざわざ”頭で考えて”やる気を絞り出さなくても、全自動で”体が動く”習慣にすることができます。
「気がついたらやっていた」を目指しましょう。
2つ目は、モチベーションを維持すること
まず、やり始めた時の高いモチベーションは持続できない、ということを知っておくことが大事です。
私たちはみんな飽きやすいですし、新しいものが好きな生き物なんです。今度こそは!と思っても、やっぱり途中でやめちゃう、ということは誰にでも起こります。なので、まずはそういう性質を理解して、最初の目標をいつでもすぐに思い出し、やる意義を再確認する方法を用意しておきましょう。
くじける場面があることも初めから計画に入れながら、モチベーションを維持する工夫をすることで、投げ出さずに前に進むことができます。
英語を始めようと思った最初の目標は何でしたか?
今、それに向かって進めていますか?
できるとどれだけ良いことが待っていますか?
もしやらなかったら、どんな嫌なことが起こりますか?
昨日まで努力していた理由は何ですか?
これまでの努力を無駄にしないために、今日できることは何ですか?
今日やらなかった自分を、明日の自分はどう思うでしょうか?
地道なトレーニングや勉強は、楽しくないことももちろんあります。今日は休みたいな、、、と思う日なんて誰でもみんなあります。
そこで自分を奮い立たせる「モチベーションを維持する工夫」があれば、投げ出さずに続ける確率が高まります。
まずは、何も考えずにできるくらい習慣化し、
疲れたりしてくじけそうな場面も計算に入れてモチベーションを維持する工夫をする。
この2つができれば、意思の力に頼らずに、目標まで全自動で到達できるはずです。
我々自身は繰り返し行っている行動により作られる。したがって、優秀さは行動ではなく習慣によるものだ。 (哲学者アリストテレス)
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」 (イチロー)
そして「途中で迷子になることも必ずあるから、地図を持って出かけよう!」といったところでしょうか?
オリンピック選手の頑張りに背中を押されながら、私たちも大きな目標に向かって一歩一歩進んでいきましょう!
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