と思っている方には、中学校や高校の授業が意味不明になってしまって、辛い思いをされた方が多いのではないでしょうか?
実は、日本の学校英語で習う中3までの内容で、日常会話に使う英文法の8割以上がカバーできてしまいます。
中学まででも、不定詞や関係代名詞、助動詞など、難しく感じられるものもありますが、今までたくさんの生徒さんを指導してきた経験から言えるのは、日本語を母語とする方のほぼ全員が理解に苦しむのが、中学1年で学習する「人称代名詞と単数/複数」だと思います。
これらは英語やヨーロッパの言語では基本中の基本なのですが、日本語の文法では区別して使うことをあまりしませんよね?だから、観念として理解するのも一苦労で、その後実際に文章に反映できるようになるまでには、さらに何年もかかってしまいます。
英語圏で育った子なら2歳や3歳でもへっちゃらでできてしまうことですが、観念自体がないと、身に付くまで本当に時間がかかって大変なんです。
だから、中学後半や高校で混乱してしまった方も、実は中1の内容で躓いてしまったためだけかもしれませんので、思い切って中1からもう一度英文法を学び直してみるのは、長期的に見てとても有意義なことだと思います。
そこで、経済的でお手軽な学び直しの方法をご紹介したいと思います。
英語は言葉ですので、できるだけ多く、できれば毎日読んで、聞いて、書いて、話してすることが大切です。
でも毎日英語教室になんて忙しくてとても通えないと思いますので、毎日手軽にできるNHKラジオ第2基礎英語1がお勧めです。
学習する際には、必ず声に出して何度も練習してくださいね。頭でわかっていても、口に出せるようになるまでには練習が必要ですし、発声することで発音やイントネーションも身につけることができますよ。
毎月のテキストは400円程度ですし、どこの書店でも購入できます。「らじるらじる」というアプリでネットでラジオを聴くことができるので、どこでも英語の勉強ができます。
ぜひ、この秋、英文法学び直りにチャレンジして、英語力をぐんと伸ばしてくださいね。