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先日に考えていただいた

 

英語をやる目的は明確になったでしょうか?

 

 

 

今日は「目標」について

 

お話したいと思います。

 

 

 

今日のテーマは

 

成果が出るまでに超長期間のコミットメントが必要な

 

子育て中の方や英語学習をされている方には

 

お役に立てる考え方だと思いますので

 

参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 

 

目的が分かれば

 

次はもっと具体的な目標を立てていきましょう。

 

 

 

超長期間のコミットメントが必要なときに役立つ

長期・中期・短期目標で前に進める

まずは長期目標です。



目的によって期間が違いますので


最終的にはどこに辿り着きたいのかを


考えてみてください。



私の場合は、


長男が生まれた時に、


「世界中どこでも、自分が生きたい人生を、


自力で生み出すスキルを身につける」


を英語教育をする目的だと考えました。



次に、それを達成する手段として


「カナダの大学を卒業させる」


という長期目標を立てました。



0歳の息子が22歳になるまでの超長期計画です。



ほぼ中間地点の12歳までの目標として


「カナダの中学校にそのまま転向できるだけの英語力と学力、


そして、日本人としてのアイデンティティが持てる日本語力と教養」


という中間目標を立てました。




ただし、ここは変更が必要でした。



小学校だけでは日本語力の完成が難しかったことと、


多感なプリティーンズやティーンズの世代のカナダの中学校は


飲酒、ドラッグ、暴力などで、


日本では考えられないほど


命や人生に関わるリスクがある時期なので


日本で過ごさせることにし、


日本の中学3年の7月から


カナダの高校に正規留学しました。



一番大きくて大事な目的達成のためには


臨機応変に変更が必要ですが


目的がはっきりしていれば


行き着くまでのルート変更は問題ないと思います。




そして、


中期目標を達成させるために


短期目標を立てていきました。




長男がゼロ歳児の時点ですので、


「まずは英語と日本語を両方とも母語にすること」


を短期目標にしました。



その上で日々できることは


「英語と日本語で過ごす時間をできる限り1:1にする」


にしました。



子供の月齢に応じたインプットとアウトプットを


どちらの言語でも均等にすることで


一方の言語だけに偏ることなく


バランスよく発達させられると考えました。



例えば、


カナダに住んでいる期間は


生活のベースが英語環境なので


家庭では私は必ず日本語を使い、


日本語の本だけを読んで聞かせました。



日本に帰ってきてベースが日本語になると、


私が家庭で使う言葉は100%英語に切り替えました。



これは1997年当時ですので


ネットで情報が探せるわけでもなく


第二言語習得理論も発達していませんでしたので


すべて手探りで試行錯誤しながら


私のオリジナルの考え方でやっていました。



1歳になり言葉を話し始めると


どれだけ多くの語彙を吸収させ、


日常で実際に使わせるかが


短期目標になりました。



この時には日本に帰ってきていたので、


保育園から帰ってからの親子の時間は


英語でできる限りおしゃべりをして


子供に英語を聞かせ


子供から英語を引き出し、


読んであげる本も、


歌ってあげる歌も、


見せるテレビも、


すべて英語の環境を作りました。



スーパーに買い物に行っても


公園に行っても


保育園でのお迎えの時も


私は長男に必ず英語で話しかけました。



この当時は私の英語はまだまだ不十分だったので


人前で話すのは恥ずかしい!


と思ってしまうことが何度もありましたが、


子供の将来と英語学習の目的達成のためだと思い


乗り越えることができました。



さらに、


わが家では日本語のテレビは完全に禁止だったので


長男はアニメのキャラクターをテレビで見たことがありませんでした。



アンパンマンと言われてもピンと来ないし


友だちが〇〇レンジャー!のパジャマを着ていると、


見たこともないけど欲しがったり、


ちょっと不憫かしら?と思うこともありましたが、


アンパンマンを見たことがないことが


大人になってリスクになるとは思えなかったし、


目的と長期目標が決まっていたので


私の決意も行動も揺るぎませんでした。



日本のテレビの代わりに衛星放送を契約して


ディズニーチャンネルやニコロデオンなど、


英語で楽しめる番組は用意していましたけどね。



テレビはとても安価でお手軽なベビーシッターですからね(笑)



このように、短期目標というのは


状況に応じて変えていく必要があるものだと思います。



最初に決めたことがあっても、


それが簡単に思えたり、


当てはまらない状況になれば、


目的と長期目標を思い出し、


中期目標に到達できる範囲で


臨機応変に手段や手順を変えて、


変化させ、成長させていくのが大事だと思います。



この考え方は


成果が出るまでに超長期間のコミットメントが必要な


子育て中の方や英語学習をされている方には


お役に立てる考え方だと思いますので


参考にしていただけたら嬉しいです。




今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

こんなブログです

英語という便利な言語を身につけたことで、自分の世界も子供の世界もどんどん広がることが楽しくて楽しくて(笑) この便利さと楽しさをみなさんに体験してもらえるよう、効率的な英語習得や英語子育ての方法を、第二言語習得理論の観点からお話していきます。

英語学習についての記事

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こんな人が書いてます|Eiko:岡山生まれ、岡山育ち。

英語は中学がはじめましてのコテコテ学校英語でスタート。22歳から一念発起して英語を本格的に勉強し始め、3年後には試験勉強ゼロのTOEIC初受験で945。さらにその1年後に英検1級を取得。留学経験なし!


二児の母。日本にいながら、特別なスクールに通わせることなく、DIYの独自英語教育で二人の子どもを日英完全バイリンガルに育てました。

資格:TOEIC985、英検1級、TESL



学生時代の英語と言えば、中学1年から英語を始めたコテコテの日本語モノリンガル。

高校の英語担当の先生から「お前の英語は大学受験には使い物にならん!」と言われてしまいました。


英語の成績は振るわなくても(高校卒業時点で英検3級しかなかった!)、英語自体は大好きだったので、なぜか「英語くらいは絶対に喋れるようになってやる!」という変な自信があったのと、鼻息だけは荒かったのは覚えています(笑)

ただ、世の中そんなに甘くない!(苦笑)

今のカナダ人の夫と結婚し、カナダに1年10か月住んでいましたが、自信がなくて英語が全く声に出せず、外に出るのが恐くて、電話が鳴ったら悲鳴を上げるくらい怯える状態。。。

結果、1年10か月の内の1年半は、ずっと自宅に引きこもりをしていました。


そんなダメダメ状態でしたが、トロントの銀行でのとても嫌な出来事から、「この国では英語で主張しないと、いないのと同然の扱いを受ける」ということが骨身に染みて、それ以降は堰を切ったように話すように。

間違ってもいいからとにかく話さないと!の態度がやっと身につきました。(と言っても、いまだに間違えるのは恐いので、しゃべるのには勇気が要るんです。性格は変わらないけれど、自分の特性に合った対策はできますよ。)


その後1年半のうちに、TOEIC945と英検1級を取得しました。

今まで指導してきた生徒の多くは、高校卒業までにTOEIC900以上、英検1級・準1級を取得。
卒業生ので英語圏の大学に正規留学した生徒は5名、その他、東京大学(理1,2,3)、京都大学(物理学・法学)、名古屋大学(工学)、九州大学(経済学他)、岡山大学(医学部他)など。

英語は新しい扉を開けてくれる魔法のツール。どんなチャンスがやってきても逃さないように、生涯英語力を上げ続けることと信じてます。

趣味をほぼ全部英語がらみにすることで、日本にいながらも英語力を上げ続けています。
     

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