日本の学校に通わせながら日英完全バイリンガルの子を育てた私の経験が
少しでもみなさんのお役に立てばと思い、書いています。
今日は
英語ができる子を育てたいと思っているみなさんに質問です。
「なぜ子供に英語ができるようになってほしいですか?」
いろんな理由があると思いますが、すぐに答えられるでしょうか?
私の場合は、
我が子に英語ができるようになってほしい
と思った理由は3つでした。
1.人生での可能性を最大限まで伸ばしてほしい
2.英語で育つから得られる「母語としての英語感覚」をつけてほしい
3.カナダ人としてのアイデンティティを確立してほしい
みなさんもお子さんの成長過程で
いろいろと迷ったり困ったりすることが
あると思います。
反抗期や思春期、
友達関係とか、
子育ては山あり谷ありですからね(-_-;)
そんなときに初心を思い出させてくれるものがあれば、
難しいときでも乗り越えられると思います。
私の3つの理由を一つ一つご紹介しますので、
よろしければ最後までお読みくださいね。
1.人生での可能性を最大限まで伸ばしてほしい
自由自在に使える英語があれば、
いつでも国境を超えられます。
もちろん、
英語だけではなく学力やスキルがないとダメなのは、
日本にいて日本語だけを話す場合でも同じですが、
日本語と同じくらい英語ができることで、
活躍できる場所をほぼ世界中にすることができます。
自己実現できる可能性を
大きく伸ばすことができます。
スキルは、
どんなことがあっても
死ぬまで自分のものです。
モノやお金とは違い、
銀行がつぶれようと、
経済がダメになろうと、
家が燃えようと、
戦争が起ころうと、
誰にも奪うことはできません。
スキルを付けること、
それも応用範囲が広い
英語のようなスキルを付けることは、
人生で最大の投資であり、
そして一番安全な保険だと思います。
自由自在に自分の考えを表現できて、
世界中で使われている言葉である英語があれば、
どこに行っても生きていけると思っています。
順当にいけば、
私は子供たちを残してこの世を去ります。
その時、
「この子は私がいなくなっても大丈夫。」
と安心して去りたいので、
なんとしても英語を身につけてほしいと思いました。
2.英語で育つから得られる「母語としての英語感覚」をつけてほしい
今でこそ思うことを自由に話せますが、
中学からの学校英語しか知らず、
社会人になってからやっと本格的に英語を始めた私にとって、
英語を身につけるまでの道のりは大変でした。
(詳しくは英語学習メルマガでお話ししています)
もちろん、
外国語として英語を学んだ経験が、
今の私の指導力になってはいるのですが、
時間をかけて苦労して英語を身につけても、
「英語で育っていない」私には
母語としての英語感覚はいくらがんばっても身につきません。
覚えた単語がすぐに使える
文法を考えなくても話せる
英語の歌を聞いて歌詞が完全にわかる
語彙、文法、発音に関することですが、
その言葉で育っていないとできないことがあるので、
それができるようになって、
もっともっと楽に自然に英語を
使えるようになってほしいと思いました。
3.カナダ人としてのアイデンティティを確立してほしい
夫がカナダ人なのでカナダに親戚がいますが、
つながりをキープするためには、
カナダの文化や風習を知らないといけません。
言葉がわからないと文化も身につかないので、
そのためにも英語が必要だと思いました。
半分はカナダ人なのに、
カナダのことも言葉もよくわからないと、
大きくなって困ることも多いだろうと思い、
自分が誰であるかをしっかり意識するためにも
英語は必要だと思いました。
「英語ができる子に育てたい」の
理由やモチベーションはそれぞれだと思いますが、
共通して大切なことは、
初心を決して忘れないこと。
なぜなら、
子育ても英語教育も長期戦だからです。
出発の時や、
途中で少しでも角度がずれると、
残念ながら目的地には辿り着けなくなります。
でも、方向を間違えずに進めば、
必ず達成できる目標でもあります。
日本語を自由に話す能力が備わっているの子なら、
英語が話せないワケはありません。
この機会に、
「英語ができる子になってほしい理由」
をぜひ書き出してみて、
折に触れて見返してみてください。
長期戦だからこそ、
ぶれないための工夫がポイントですね。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「これってどういうこと?」
「こんな場合はどうしたの?」
というご意見やご質問がありましたら、
ぜひお聞かせくださいね。
こんなブログです
英語という便利な言語を身につけたことで、自分の世界も子供の世界もどんどん広がることが楽しくて楽しくて(笑) この便利さと楽しさをみなさんに体験してもらえるよう、効率的な英語習得や英語子育ての方法を、第二言語習得理論の観点からお話していきます。
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英語は中学がはじめましてのコテコテ学校英語でスタート。22歳から一念発起して英語を本格的に勉強し始め、3年後には試験勉強ゼロのTOEIC初受験で945。さらにその1年後に英検1級を取得。留学経験なし!
二児の母。日本にいながら、特別なスクールに通わせることなく、DIYの独自英語教育で二人の子どもを日英完全バイリンガルに育てました。
資格:TOEIC985、英検1級、TESL
学生時代の英語と言えば、中学1年から英語を始めたコテコテの日本語モノリンガル。
高校の英語担当の先生から「お前の英語は大学受験には使い物にならん!」と言われてしまいました。
英語の成績は振るわなくても(高校卒業時点で英検3級しかなかった!)、英語自体は大好きだったので、なぜか「英語くらいは絶対に喋れるようになってやる!」という変な自信があったのと、鼻息だけは荒かったのは覚えています(笑)
ただ、世の中そんなに甘くない!(苦笑)
今のカナダ人の夫と結婚し、カナダに1年10か月住んでいましたが、自信がなくて英語が全く声に出せず、外に出るのが恐くて、電話が鳴ったら悲鳴を上げるくらい怯える状態。。。
結果、1年10か月の内の1年半は、ずっと自宅に引きこもりをしていました。
そんなダメダメ状態でしたが、トロントの銀行でのとても嫌な出来事から、「この国では英語で主張しないと、いないのと同然の扱いを受ける」ということが骨身に染みて、それ以降は堰を切ったように話すように。
間違ってもいいからとにかく話さないと!の態度がやっと身につきました。(と言っても、いまだに間違えるのは恐いので、しゃべるのには勇気が要るんです。性格は変わらないけれど、自分の特性に合った対策はできますよ。)
その後1年半のうちに、TOEIC945と英検1級を取得しました。
今まで指導してきた生徒の多くは、高校卒業までにTOEIC900以上、英検1級・準1級を取得。
卒業生ので英語圏の大学に正規留学した生徒は5名、その他、東京大学(理1,2,3)、京都大学(物理学・法学)、名古屋大学(工学)、九州大学(経済学他)、岡山大学(医学部他)など。
英語は新しい扉を開けてくれる魔法のツール。どんなチャンスがやってきても逃さないように、生涯英語力を上げ続けることと信じてます。
趣味をほぼ全部英語がらみにすることで、日本にいながらも英語力を上げ続けています。
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