英語を勉強しなきゃと思っても、なかなか続かなくて、成果が出ないからってやる気を失ってませんか?
「何をやったら英語上手になりますか?」
「・・・(英会話、英文法、英単語)だけ、やったら英語できるようになりますか?」
という質問を時々受けます。
答えは「何をやるか」ではなくて、「どうやるか」にあります。
結論から言うと、今日のテーマの通りで、「趣味と英語を重ねること」です。
何のこと?
英語が趣味ってこと?
って思われるかもしれませんが、違います。
どうするかというと、あなたが今持っている趣味を英語で楽しむんです。
自分の趣味と英語を重ねると、英語をすることが楽しくなります。
勉強、頑張らなきゃ、やならきゃ、と思うからつらくてやめたくなるんです。
時間さえあったらやってしまうことであれば、つらいわけないですよね?楽しいばかりのはずです。
ということで、趣味と英語を重ねると楽しく続けられて、趣味の世界も広がり、英語の力も伸びていくという、こと。
実現したら最高でしょう?
はじめ方は簡単です。
ひまな時に何をするのが好きですか?
音楽を聴く?ゲームをする?
お菓子を作る?釣りに行く?
映画それともYouTubeを見る?
好きなことをするとき、好きなことについて調べるときに、英語を使ってみるのがお勧めです。
そんなことできるくらい英語ができるなら、英語の勉強の仕方で悩まないじゃないか!と怒らず、まぁもう少しお付き合いください。損はさせません。
自分が好きなことならある程度は知識があるはずなので、英語で趣味に挑戦してみても実はそんなに難しくないことが多いと思いませんか?
例えば、英語の料理レシピを使って、料理をしてみる。
私はお菓子作りが好きだったので、英語があまり得意でないときからも、英語のレシピ本を買ってました。
デコレーションの仕方やお皿、写真の撮り方なんかも日本のお菓子の本とは少し違っていたりして、それがすごく新鮮でした。
add
mix
stir
beat
bake
とかが繰り返しでてきました。
趣味でお菓子作りをしていたので、手順はなんとなく想像ができるので、何とか読み進めることができます。
わからない単語があったら調べたりしましたが、手順がなんとなくわかっているので、
「あ、そういうことそういうことね!」というのがたくさんありました。
アメリカのレシピ本だと、計量カップの容量が日本と違っていたり、
*日本は1カップ200ml
*アメリカは1カップ240ml
大さじや小さじは同じサイズですが、
大さじ=table spoon
小さじ=tea spoon
となっていたり。
唯一しばしばらくおぼえられなかったのは、
オーブンで焼く時の温度です。
日本は摂氏℃を使いますが、アメリカは華氏°Fを使います。
クッキーをやく時なんか、320°とか書いてあって、そんな設定自体がオーブンにないので、
「そんなわけないでしょ?!」ってパニックになりましたが、
よく見ると320°F
調べてみると「°F=°C×1.8+32」
勉強になります。
華氏°Fだと、氷点は32°Fです。
ちなみに、母親が「昨日、子供の熱が104度もあったのよ!」って言ってるのを聞いて
「え!それって茹で上がってない??まだ生きてるの?」って一瞬言いそうになりましたが、
いや待てよ、と摂氏と華氏の関係を思い出して納得。
(104°F=40°C)
趣味を楽しむのに英語を使っておいて良かったな!と思った瞬間でした。
自分の趣味を英語で追及すると、いろんな発見があります。
例えば、私の一番のお気に入りのブラウニーのレシピは英語で書かれたものです。
すっごく簡単なのに、しっとりしていておいしいと好評です。
「レシピ教えて!」とよく言われますが、もちろん、英語レシピを教えてあげてます。
スターバックスとかに売ってるような、巨大でチューイーなしっとりチョコチップクッキーも、アメリカのレシピならではです。
日本語で調べるとサクサククッキーレシピばかり出てくるので、なかなか探すのが大変ですが、
英語でchocolate chip cookies recipeと検索すれば
レビュー付きで美味しそうなクッキーのレシピがバン!とトップに上がってきます。
楽しいみながら実用的な英語が学べます。
もちろん、それで全部に関しての英語の知識が得られるわけではないですが、
とにかく英語の勉強しなきゃとか、英語を頑張らなきゃ
だけ思っていると大変だし、投げ出したくなる気持ちが出てきてしまうのは当然。
だから、楽しめる趣味を掛け合わせて英語を使うようにすれば、英語を勉強している意味が出てくると思いませんか?
英語を勉強して自分の世界を広げよう!と思っている人は特に
英語で趣味の世界を広げてみるのはとっても楽しいことですので、
まずは英語でググってみることから試してみてくださいね。