英語の発音指導をしていて、日本語ネイティブにとって矯正するのが難しい音を紹介しています。

今日は、やっかいな子音の第3位です。

それは


「  J  」 [dʒ]

juice  [uːs]

jump    [ʌmp]

joy       [ɔɪ]

bridge  [bridʒ]

judge   [ʌdʒ]

ginger  [dʒinər]

giant    [dʒaiənt]

engage [ingeidʒ]

※発音記号の分類はこちらをご参照ください。

え?って思われた方もいらっしゃると思います。
私も、最初にEricに発音がおかしいよって指摘されたときに、なにが違うのかさっぱりわからず、思わず逆切れしてしまいました。(苦笑)

「 J  」 [dʒ]の音。
日本語の「じゃ、じゅ、じょ」に近い音なのですが、実は少し違います。

発音記号[ʒ]の音は、先日ご紹介した[ʃ]の有声音(風船から空気がもれるシューっという音を、声帯を震わせながら出す音)ですが、Jの音[dʒ]は、これに[d]の音が入ります。

特に、ジュース、ジャンプ、エンジョイ、ジンジャー、エンゲージなど、カタカナ語の「ジ」と表記されるものは要注意です。(私も、Ericに何度も指摘されたのは、ジュースとジンジャーでした。)

しかし、比較的簡単に矯正する方法がありますので、ご安心を。

日本語には「ちゃ、ちゅ、ちょ」の音[tʃ]の音があります。

これを有声音(声帯を振るわせて出す音)にすると、[dʒ]になります。

「じゃ、じゅ、じょ」よりも、「ぢゃ、ぢゅ、ぢょ」の音で、T音(舌の先が上の前歯の付け根辺りに触れて話すときの音)をしっかり発音すると上手くいきます。

しっかり[d]の音を出すことに集中して、[dʒ]音の入った単語をもう一度発音してみてください。

juice  [uːs]

jump    [ʌmp]

joy       [ɔɪ]

bridge  [bridʒ]

judge   [ʌdʒ]

ginger  [dʒinər]

giant    [dʒaiənt]

engage [ingeidʒ]


違いがわかりますでしょうか?

わからなかった方は、英語耳がまだできていないだけですので、
[dʒ]音が出てきたときには、[d]を意識して練習あるのみです。

英語の発音もリスニングも、聞き流すだけでは上手くはなりません。できるだけ頻繁に、意識的に練習してきちんと自分で英語の音を作れるようになることがとても大切です。

きれいな発音を身につけるためには、音読する時にいつもきれいな音で発音するように意識することです。CDなどの教材を聞きながらの時には、さらに効果の高い音読練習ができます。いつもやっている英語学習の仕方をほんの少し帰るだけで、正確で美しく聞き取りやすい発音が確実に身に付きますよ。

自分で作ったきれいな音をいつも耳に聞かせることによって、リスニング力も飛躍的に向上していきます。

一挙両得ですので、ぜひ実践してみてください。