英語を身につけて大きな世界へ
岡山、横浜、京都、中国・上海、とそれぞれの地でいろんな経験を身につけたように、英語でも、通常のレッスンだけでなく、スピーチコンテスト、プレゼン、英検そしてTOEFLと、幅広く挑戦してきた大橋怜奈さん。
2021年春から神戸大学国際人文学部グローバル文化学科に進学。今後は今まで身につけてきた英語を使って、さらにたくさんの経験が積めることでしょう。
今日は、怜奈さんとお母さまの英子さんに、今までの英語とのかかわりを振り返っていただきました。
メイプル英会話スクールには約6年間お世話になりました。メイプルに通っている中で様々なことを学ぶことが出来ました。
入会当初から高校3年生までにかけてBooksのクラスに行くことが毎週の楽しみでした。日本語では一度も読んだことの無い、様々なジャンルの本を読むことが出来たのは良い経験だったと思います。特に、SFは自分が日本語で本を読むときには絶対に選ばないジャンルだったのでそれを英語で読むことが出来たのは自分の興味の対象範囲を広げることに繋がりました。
中学生の頃までは、本を読み、意見を交わし、その本の映画版を観ることが只々「楽しい」と感じていただけでしたが、高校生になってからはそこに少し変化が生じました。高校生になると中学生の時までとは打って変わり、授業や模試で読み解く英文の量が格段に多くなります。しかし、メイプルで英語の本を読み続けていたおかげで、英文の要点を理解しながら素早く読み解くことが出来ました。問題を解き終わり、周りのクラスメイトを見回したとき、殆どのクラスメイトが文章を読み、問いで尋ねられている箇所を見つけ出すことに苦戦しているようでした。
今まではメイプルの教室で当たり前だと思っていた行為でしたが、メイプル以外の場所でそれを求められたときに、メイプルで行なっていたことがどれだけ自分のアドバンテージになっていたのかということをありありと感じました。英文に普段から慣れ親しんでいることの素晴らしさを高校に入学してからすぐに感じることが出来ました。
メイプル教室に通い続けて良かったなということが顕著に現れたのは大学受験の時です。 私の受けた受験方式ではTOEFLという外部検定のスコアが必要になりました。TOEFLの英文は高校で勉強する英文と比べてとても長く、また、内容も専門的なことが書かれています。最初に英文を目にしたときには今まで読んできた英文と少し雰囲気が違っていて抵抗感を感じましたが、Matt先生が文の特徴や傾向を分析して下さったおかげで徐々にTOEFLの形式に馴染むようになりました。
試験本番ではスラスラと読み進めて次々と問題を回答することが出来ました。しかし、大学入試に必要な共通テストではあまり納得のいく点数を取ることが出来ませんでした。自分の受けた大学には合格出来ないかもしれないとハラハラしながら合否の通知を待ちました。ところが、自分の予想とは裏腹に、結果は合格でした。共通テストの点数だけを見ると絶対に受からないような点数だったので、合格出来たのはTOEFLで良いスコアが出せたおかげです。メイプルで英語を続けていて本当に良かったと思える瞬間でした。
メイプルの教室に通っていた中で、もう辞めたいと思ったことが無かったわけではありません。高校受験を機に、周りの子たちが辞めていくのを見て自分も辞めようかなと思うこともありました。Booksクラスでの本を読む量だって少ないわけでは無いですし、毎週出される宿題も簡単というわけではありません。定期テスト前日とレッスンが被っている日はメイプルに行く足取りがとても重くなりました。
しかし、今考えてみるとめげずに続けていて本当に良かったと思います。メイプルに行っていなければ春から通う大学には合格出来ませんでしたし、自分が知らない世界のことや、自分でも気づかなかった自身の興味の対象のことを知ることもありませんでした。高校3年生になって、英語と密接に関わることの出来る学部に進学を決めたのも、メイプルで英語は「楽しい」ということを学ぶことが出来たからです。
栄子先生をはじめ、Eric先生やMatt先生、今まで関わってきた他の先生方との6年間はかけがえのないものです。人間は即効性のある変化のわかりやすいものにばかり気を取られてしまいますが、そうではなくて、長い積み重ねが揺るがない強固たるものを築くのだと思います。今まで本当にありがとうございました。これからも英語と共に歩んでいこうと思います。
大橋怜奈
母:大橋英子
義務教育で英文を訳す事ばかりに力を入れ、英会話力を身に付けずに大人になってしまった私は我が子には人種にこだわらずコミュニケーションがとれる人に育ってほしい、日本語を自然に覚え、話せるようになるのと同じように英語でも話せるようになってほしいという大きな望みを持ち、先ずはワールド・ファミリーのディズニー英会話システム教材を用意しました。
英語耳を鍛えるべく毎日、英語の歌を聞き、歌い、絵本や、映像を見て、親子で楽しむ時間を過ごしていたある日、私のピアノ教室に栄子先生とご子息の海くんがピアノ体験レッスンにいらして下さいました。その出逢いで、Mapleの事を知り当時2歳だった娘と私は栄子先生がすすめて下さったMommy & meクラスに入会しました。娘がEric先生とレッスンしている間に栄子先生から今の時期に取り組むと良い事を教えて頂いていました。
テレビを見せるのならCartoon Network で海外アニメを!という事で即スカパー契約し、ディズニー・チャンネルとCartoon Network ばかり見せていました。(勿論私も楽しんでいました!)そのように栄子先生からのお言葉を実践し続けていたある日(娘3歳)主人の転勤で横浜に転居する事になり、横浜4年間→京都2年半→上海2年間と転々とする事に。
横浜と京都では良きネイティブの先生とのご縁に恵まれ親子共々楽しく通っていましたが、上海では出逢えず公文のプリントを取り寄せ、私が採点、チェックを続ける日々。その中で「小学生の間に英検2級を取っておくと中学生になって他の教科にも時間をかけられる」と、ある英語塾の先生からアドバイスを受け、上海にいる間に実践しよう!と上海日本人学校にて小4で準二級、小5で2級を取得しました。その後小6の夏に帰国し、英検に関するアドバイスを下さった塾に入塾。しかし、英検だけでなく、もっと広い角度から英語を学べるMapleに中1で帰郷したのです。
Mapleに通い出して娘の英語に対する姿勢はどんどん変わりました。英検のみの勉強は正直おもしろくないですものね。その点、Mapleは最高です!多くの引き出しを持つ熱意溢れる先生に教えて頂けるのですから。スピーチコンテストでも賞を取れるようになり、Mapleの発表会でも栄子先生から与えられた負荷に応じられるようになりました。今までとは打って変わり、私はMapleの送迎のみで、急激に成長する娘の姿を見られるようになったのです。
ピアノにも共通して言える事なのですが、幼少期に親子で一緒に楽しみながら与えられた課題をきちんと取り組んでいくと、楽しさはどんどん膨らんでいきます。そして、親の手助けが無くても自分の力で楽しみを見付け、成長していく事が出来るのです。
但し、ひとつ条件があります。
「頑張ったご褒美はその都度、子供の望んでいるものを」アメとムチは最大の効果をもたらしてくれます。
そして最後に、「努力は裏切りません。きっと成功します!!」という言葉を紹介させて頂きます。この言葉は、栄子先生が大学受験を目前に控えた娘と私に贈って下さったお言葉です。この言葉が私の胸に響いたのは、娘と私が共に歩んできた道のりがまさしくその通りであったからだと思います。
最後までお読み下さいまして有難うございました。
わたしの長男がピアノを教えていただくことになってことがきっかけで、怜奈ちゃんがメイプルに通ってくださるようになりました。当時はMommy&Meという保護者と子供のレッスンをしていたので、その時にお母さまの英子さんとは英語子育てについてお話していました。とても懐かしいです。
一番印象深かったのは、怜奈ちゃんのスピーチコンテストの上達ぶりです。スピーチコンテスト用レッスンの初日には必ず原稿を完全に暗記してきてくれていました。そこから発音、イントネーション、表現力などを指導するのですが、何しろスピーチが完全に全自動で言えるまでになっているので、その後の練習もとてもスムーズでした。
その上、怜奈ちゃんは、音の高低や強弱、リズムなども、音楽的センスでネイティブの先生が録音した音声の通りに完璧に覚えて来てくれるので、本当に指導するのが楽しみでした。
怜奈ちゃんの周到な準備の陰には、ピアノのレッスンで指導力を磨かれたお母さまの力がありました。そして、指導だけでなく、成長の過程を楽しむ姿もありました。メイプルのプレゼンテーションの時にはお母さまは会場MCを買って出てくださり、落ち着いた素敵な声でアナウンスをしてくださり、イベントに花を添えてくださいました。子育てという過程にかかわることを心から楽しまれている怜奈ママは本当に素敵だと思います!
英語を使えるようになった怜奈ちゃんは、これから得意の英語でどんどんと自分の世界を広げていってくれることでしょう。怜奈ちゃんの成長が本当に楽しみです!帰ってきたら遊びに来てね!いろんな世界のお話が聞けるのを楽しみに待ってるよ~!
高本栄子