教育改定で教科書が変わったり、大学受験もそれに合わせて変わったりと、日本の教育が大きく変化しています。
変化は不安を生みます。
特に大事な子供の将来のこととなると不安が余計大きいです。
日本社会も停滞感に満ちていて、先が見えない状況が続いています。
少子高齢化で明るい話が聞こえません。
変化する学校教育がどうなるのか、失敗するのか成功するのかわからないです。
コロナ禍で、教育についての情報も非常に少ないですが、我が子のことだからこそ、何とかしなければと感じています。
子供の教育にとって家庭は大事で、親が子供に与える影響は大きく、いつも一緒に居る親でないとわからないこと、家族じゃないと教えられないこともあります。
毎日家事や仕事もあって大変だけど、子供の将来のためにできることがあるならがんばって見たいと思いませんか?
もしも、楽に手軽に、それも楽しくできることならやってみたいと思いませんか?
目的地がどこなのかがわからないと、道に迷ってしまうのは当然のこと。
家庭できる具体的な方法をご紹介する前に、まずは日本の教育が目指しているものを確認してみましょう。
教科書の変化と教育改革で目指すものは?
グローバル化、情報化で急速に変化する社会についていける「自分の頭で考えて判断でき、生きていける日本人を育てる」ことを日本の教育は目指しています。
言い換えれば、
「みなさん、レールが惹かれた人生はもうありません。よく切れる斧をというツールの作り方を教えるので、常に磨いておいて、ジャングルで道なき道を切り拓いて進みながら、人生を生きていきましょう!」
ということです。
私たちはどうすればいいの?
ビジネスの世界の言語である英語は使えないと日本の会社でも働けなくなるということは、みなさんも年々感じていることだと思います。
コロナの影響でコミュニケーション方法も多様になりました。
今後は会社の大きさにかかわらず海外進出が当然になってくるでしょう。
2015年から人口が減少に転じている日本は慢性的な人不足ですので、今後は海外からの人の流入にも対応しないと生活が回らなくなります。
ただ、日本経済は30年以上デフレで、賃金も上昇していないので、優秀な人材を買うことが年々難しくなってきています。
先進国は日本を見て、「日本みたいにはなりたくない!Don’t be like Japan!」と、デフレを回避しようと必死です。
日本は海外の反面教師になってます。詳しくは、「安い国日本」のブログ記事をご覧ください。
ただ、これから何がいいのか、誰も見極めなんてできないのがホントのところ。
じゃあ、どうすればいいの?って思いますが、結局は、臨機応変に、環境に応じて柔軟に変われる、成長できる人が生き残るっていうことです。
そんな先が見えない時代に、未来を予測する方法がひとつだけあります。
それは未来を自分で作ること。
環境変化に対応して、自分も成長できることが力になる時代です。
成長マインドさえあれば、将来を悲観する必要なんて全くなく、未来を拓くことができます。
その上、人生を楽しむことができます。
不可欠な3つ
未来を作る成長マインドを持つために、不可欠なものが3つあります。
1.言語技術(Language Arts)の習得
2.生涯学習
3.長期キャリア形成の意識
これらは子供、私たち大人、これからの社会で成功したいと思う人みんなに必要です。
そして、これらをきちんと身につけられる場所は、実は、家庭以外にはないのです。
言語技術は、日本人の英語力とも直結している!
「言語技術」という言葉を初めて聞いたという方も多いでしょう。
言語技術とは、簡単に言えば、
自分の頭の中にある考えや、イメージ、風景、画像を、
言葉を使って相手の頭の中に過不足なくできるだけ鮮明に伝えるスキル
「説明力、表現力、思考力、語彙力、理解力」を総合したスキル
と言えます。
??って感じでイメージがわかないかもしれません。
日本語で言うと、「作文力」が近いような感じですが、ちょっと違います。
「作文」と聞いて私たちが連想するような、「きれいな文章を書く」とか、「心を打つ文章を書く」、とかいうような抽象的なものではなく、
生活や仕事で毎日使っていく「実用的な伝達と意思疎通のスキル」が言語技術です。
この「言語技術」の本質と重要性の理解なしには、日本人の英語力向上はあり得ないですし、
日本人が海外で存在感を増すこともない、と断言できるくらい重要なスキルです。
なぜ日本人は、「英語が話せない、発言できない」と言われる?
識字率も学歴も高いのに英語が話せない日本人。
英語力のせいでしょうか?
でも、語彙や文法や発音ができても、英語が話せる気がしないのはなぜ??
意見を聞かれても、何を言ったらいいのかが、さっぱりわからない。
日本語でも、意見を言うのが難しい、というのが大半の日本人の気持ちではないでしょうか?
私が海外にいた時、英語が話せなくて、もじもじしていました。
話すのが苦手で全く話さないから、まわりに完全に無視されてました。
発言できない私に対する周りの評価は「ゼロ」でした。
さて、私が英語を話せないのは、英語力が問題だったのでしょうか?
日本に帰ってきてすぐに、いろんな英語力テストを受けてみました。
結果は、英検1級、TOEIC945、TOEFL600レベルでした。
日本では、「英語上級者」レベルだと思います。
検定の合格通知やテストの点数を見ても、やはり私は全く話せる気がしませんでした、、、
どういうこと?テストで結果を出しても、英語なんて話せないじゃん!?と私は本気で思いました。
私には英語を話すための「何か」、が欠けていると思いました。
「欠けている何か」=「言語技術」
英語を話す以前に、何を、どのように、なぜ話したいか、がわかっていないと、言語での意思疎通をすることはできません。
「相手に伝わりやすいように、自分の気持ち、考え、情報を、どの順番で、どのような言葉でどのように伝えるか」
これが、言語技術というスキルです。
続きは、英語を話すために必要不可欠なスキル「言語技術」(Language Arts)をご覧ください。