成長のために見極めよう!Clean Pain and Dirty Pain

山を見上げる人

居心地の良い場所”Comfort Zone”から出て行くから、

人は成長します。

 

成長には痛みが伴います。

 

痛みには2種類あります。

Clean pain & Dirty painです。

Clean painとは、自分を成長させるためには避けては通れない痛み

Dirty painとは、耐えてもマイナスにしかならない痛み

 

例えば、

Clean pain 筋トレの後の筋肉痛、山登りでゼーゼーしてる苦しみ

Dirty pain 骨折の痛み、靴擦れの痛み

 

では、「単語を100回書いた後の手の痛み」はどちらのPainでしょうか?

 

答えは、得られるものでどちらにもなると思います。

 

100回書かないと覚えられないのであれば、

Clean pain

 

書いても覚えられない、または他の方法でもっと効率的に覚えられるのであれば、

Dirty painになるでしょう。

 

私が高校の時、英語の先生が

「一つの単語を1ページ書いたら覚えられるぞ!」と言って

毎日10単語、10ページ書く、という宿題を出しました。

 

私は信じて試してみました。

 

10ページ書き終わると、

右手の小指が引きつりとても痛かったのを覚えています。

 

 

この学習法の効果はというと、

翌日、私は単語を一つも覚えていませんでした!

 

私にとっては完全なるDirty painだったので、

即刻中止しました(笑)

 

でも、成長に必要なPainなら、

嫌だからって避けていては損です。

 

なので、自分なりに覚え方を工夫しました。

 

1.単語を何度も読んで音を覚える

2.目を閉じて単語を口にしながら指先でスペルする

3.スペルがわからなくなったら目を開けて確認する

4.見ずに5回通り言いながらスペル出来たら合格

 

私は今でもこの方法で単語を覚えます。

 

自分の成長に必要なPainかどうか、

これはやっている本人でないとわからないと思います。

 

今、目の前にあることが嫌なことでも、

それをやることの本質が自分にとって必要不可欠なら、

アプローチを変えることを迷ってはいけないと思います。

 

最終的に必要なスキルをつけて目的地に到達するためには、

手段は柔軟に変えるべきです。

 

楽な人生ではなく、

達成感のある満たされた人生を目指し、

自分の未来に責任が持てるよう、

成長のためのPain=Clean Painはどんどん受けていきたいものです。

 

こんなブログです

英語という便利な言語を身につけたことで、自分の世界も子供の世界もどんどん広がることが楽しくて楽しくて(笑) この便利さと楽しさをみなさんに体験してもらえるよう、効率的な英語習得や英語子育ての方法を、第二言語習得理論の観点からお話していきます。

英語学習についての記事

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こんな人が書いてます|Eiko:岡山生まれ、岡山育ち。

英語は中学がはじめましてのコテコテ学校英語でスタート。22歳から一念発起して英語を本格的に勉強し始め、3年後には試験勉強ゼロのTOEIC初受験で945。さらにその1年後に英検1級を取得。留学経験なし!


二児の母。日本にいながら、特別なスクールに通わせることなく、DIYの独自英語教育で二人の子どもを日英完全バイリンガルに育てました。

資格:TOEIC985、英検1級、TESL



学生時代の英語と言えば、中学1年から英語を始めたコテコテの日本語モノリンガル。

高校の英語担当の先生から「お前の英語は大学受験には使い物にならん!」と言われてしまいました。


英語の成績は振るわなくても(高校卒業時点で英検3級しかなかった!)、英語自体は大好きだったので、なぜか「英語くらいは絶対に喋れるようになってやる!」という変な自信があったのと、鼻息だけは荒かったのは覚えています(笑)

ただ、世の中そんなに甘くない!(苦笑)

今のカナダ人の夫と結婚し、カナダに1年10か月住んでいましたが、自信がなくて英語が全く声に出せず、外に出るのが恐くて、電話が鳴ったら悲鳴を上げるくらい怯える状態。。。

結果、1年10か月の内の1年半は、ずっと自宅に引きこもりをしていました。


そんなダメダメ状態でしたが、トロントの銀行でのとても嫌な出来事から、「この国では英語で主張しないと、いないのと同然の扱いを受ける」ということが骨身に染みて、それ以降は堰を切ったように話すように。

間違ってもいいからとにかく話さないと!の態度がやっと身につきました。(と言っても、いまだに間違えるのは恐いので、しゃべるのには勇気が要るんです。性格は変わらないけれど、自分の特性に合った対策はできますよ。)


その後1年半のうちに、TOEIC945と英検1級を取得しました。

今まで指導してきた生徒の多くは、高校卒業までにTOEIC900以上、英検1級・準1級を取得。
卒業生ので英語圏の大学に正規留学した生徒は5名、その他、東京大学(理1,2,3)、京都大学(物理学・法学)、名古屋大学(工学)、九州大学(経済学他)、岡山大学(医学部他)など。

英語は新しい扉を開けてくれる魔法のツール。どんなチャンスがやってきても逃さないように、生涯英語力を上げ続けることと信じてます。

趣味をほぼ全部英語がらみにすることで、日本にいながらも英語力を上げ続けています。